reportレポート
2018.2.14
奈良県・和歌山県青年会 合同研修会を開催
平成29年9月28日(木)~29日(金)にかけて、奈良県経営協青年経営者会と和歌山県経営協青年部会が合同研修会を開催しました。 初日は和歌山県勤労福祉会館プラザホープ(和歌山市)を会場に、全国青年会の菊地 月香副会長、岩手県青年会 会長/全国青年会地域活動実践委員会の菊池 俊則委員をお招きし、「次なる災害に備えて~災害時における社会福祉法人の役割~」と題した講演をいただきました。 高い公共性を発揮する社会福祉法人は、災害時に法人の利用者や従事者の安全の確保みならず、地域住民を支える避難所として機能が求められます。 講義では法人内の災害対策や、BCP(事業継続計画)作成、災害時の公益的な取組について、実体験を交えながらご説明いただきました。 災害に対する備えは「やっているつもり」にならないよう、法人と地域が一体となって意識を醸成し、取り組んでいくことが必要だと感じました。 2日目は社会福祉法人わかうら会のケアハウスわかうら園へ会場を移し、「わかうら会の法人経営」と題し、災害対策や経営課題、人材確保問題・公益的活動について、事務長の土山氏にご講演いただきました。その後、わかうら園内を視察しました。 災害に関する課題はどの法人も積極的に取り組む必要があります。今後、さらなる研修を通じ、災害対策への意識の醸成を図る必要があると感じることができました。
(報告・和歌山県社会福祉協議会 河野 真弓)
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